最近Windows8.1上で作業することが多く、扱いが少しずつ理解できてきました。
必要なスタートが無いとか、必要ないモダンUIがあるとか、触る前は色々と聞かされていましたが、ダメかと思ったが案外そうでもない感じです。
- スタートが無い
スタートが無いのは致命的かどうかは人によると思いますが、かささぎ的には特に問題ないです。必要なアプリのショートカットはタスクバーにピン止めしてあるし、右側からチャーム引っぱり出せば必要な設定項目にたどり着けるので、割となんとでもなります。windows8は使ってないので判りませんが、8.1に関していえば追加されたデスクトップ左下のウィンドウズマーク(スタートボタンもどき)を右クリックすることで、必要な項目が並ぶので十分です。 - モダンUIとストアアプリ
昔メトロとか言われてたり、モダンUIも正式名称じゃないとかどう呼べば良いのかよく判りませんが、要するにタブレット向けの全画面表示のアレは良し悪しあるな、と。かささぎはiOSよりAndroidに馴染みがあるので、タイルの並んでいるスタート画面はもうちょっとカスタマイズ性があると良いなと思います。ウィジェット配置できたりとか。この要素に関しては、ストアアプリが充実すれば大正義になるし、充実しない限りは邪魔なもの、としか評価できないかなとも思いますが。タブレット型の端末では便利なのは確かですが、強引に普及させたいためにデスクトップでタッチ画面も無い環境にも強制しているのが反感を買ってしまうんだと思います。もう少し上手にやっていきたいですね。というかアプリ充実してくれ。 - 互換性
ソフトの互換性ですが、かささぎはWindows7のマシンも所有していますがほとんど使い込んでいないため、XPやVistaからの比較になってしまいますが概ねちゃんと動くかな、と。Audio IFのRoland FA-66もドライバが出ているので同ソ開発的には問題ないです。ただ出先で使っているWinCVSごった煮.exeがwindows8.1では正常に動作しなかったり、DF.exeも挙動怪しかったりで古いアプリケーションはやはりそれなりに問題出ることもありそうです。とはいえ、それに代わる何かはどこかにはあると思います。取り急ぎはVMWareにXPいれて凌いでいます。まだ試していませんが、仮想マシンのHyper-VはOSのアカウントを要するのでWindows7付属のXPモードに比べると性能は上がっていたとしても、手軽に扱うのは難しいかもしれません。 - Skydriveの統合や環境のバックアップ
今後更にタブレットや複数の端末を使い分けていくと、この手のクラウドストレージは重要です。Google Driveは規約がちょっと怖い。Dropboxは使い勝手含めてかなり良いですが、容量少な目で料金高めなので扱いづらい。とはいえ、Dropbox大安定なのには変わりませんが。ただ、PCのリテラシーがそれほど高くない人にとってはOSに統合されて、アカウントを色々使い分けて混乱する必要がないのは重要なことかなとも思います。中途半端にPCの扱いに慣れている人にとっては8は扱いづらいかもしれないですが、そもそも慣れてない人たちには8は判りやすい面、使いやすい面もあるのかも、と思いました。 - タッチ
タッチも試しましたが8インチくらいのタブレットで無いとそれほど恩恵は無いかな、と。20インチ以上のデスクトップモニタに手を挙げて指伸ばして触るかっていうと無いですね。 - 起動・終了
何しろ主な比較対象がVistaなので別世界ですが、XPと比較しても速いんじゃないかなと思えます。7よりも少し速いという記事をよく見かけますし、この点に関しては純粋に良い点と言えるでしょう。
総じて、特殊なハードや特殊なアプリを使ってるわけで無い場合は、互換性に大きな問題は無いように思えます。
螺旋状の境界WIPも問題なく動作しました。
Windows9は恐らく7への回帰では無く、8を進化させることになると思うので(デスクトップやノートPCの売り上げとwindowsタブレットの売り上げを鑑みるに)、そういう意味でも今のうちから慣れておくというのも良いのでは無いかと思いました。
備忘録の意味もこめて、感想を述べてみました。
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